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  • Contents
  • −食時のプロ、CRAZY KITCHENとのコラボレーション
  • −「コンセプト」がつなぐ絆
  • −提案したのは「スタイル」

食時のプロ、CRAZY KITCHENとのコラボレーション

「料理を変えたい」ー愛媛県と高知県に5つの結婚式場を展開する互助会「ベルモニー」様からご依頼があったのは2017年のこと。マーケット全体の婚姻数減少にともない、より会場の差別化・オリジナリティが課題とされて久しい今、料理を刷新することで新たな展開を目指したいがゆえのご相談でした。

このご依頼に対し、私たちがチームを組んだのは「食時を、デザインする」をコンセプトにオリジナルのケータリング事業及び食のプロデュースワークを展開する株式会社CRAZY KITCHEN。実は代表の土屋杏理氏は、私が独立前に管轄していた横浜の施設で式を挙げて下さった花嫁様、という不思議なご縁もあるパートナーです。ウェディングへのこだわりを持つ両者が手を組んだ初のプロジェクト、着手する前からワクワクしていたのを覚えています。

crazy kitchen

「コンセプト」がつなぐ絆

ご提案したのは、「コンセプトのある料理」。例えば、高級食材を使った料理や、地元の食材を使った料理などは、他のどの会場にもあるものです。それでは、どこで勝負するのか。答えは、“ここにしかない料理プラン”。すなわち、コンセプトのある料理なのではないかと。
例えば金額で選ぶのではなく、テーマで選ぶ料理。「どんなパーティにしたいのか」という視点で選べる料理があれば、式場を認知度や立地だけで選ぼうとしているカップルにも、新たな気付きとなってくれるはず。

「どんなパーティにしたいのか」ーつまり料理の「コンセプト」を考えることは、カップルにとって選ぶ楽しさとなり、スタッフにとっては顧客とコミュニケーションをとるキッカケになる。コンセプトのある料理が「お二人のことをきちんと考えてつくっている」という会場側の想い、事実がきっと伝わる強いアイテムになりえると、私たちチームは考えたのです。

提案したのは「スタイル」

最初の提案書には、品数のことも素材のことも書きませんでした。ご提案したのは「スタイル」の考え方だけ。例えば、おふたりの馴れ初めや感謝の思いをゲストに伝えるため、思い出の料理をアレンジしてお出しするプラン、その名は「Story」。例えば、二人が暮らし、生きてきた街を思い、人生の意味を感じるために郷土料理を盛り込んだプラン、その名は「Classic」。例えば、年を重ねるたび増える人の“輪”をモチーフにした、大切な人たちとのつながりと歴史をふと思い起こさせてくれるコースメニュー「時の輪」。

“輪”をモチーフにした「時の輪」
“輪”をモチーフにした「時の輪」

料理プランを素材や品数といったスペックを基軸にして考えるのではなく、コンセプトを基軸にストーリーメイクする。それが結果的にいまの時代、いまのカスタマーがリアルに求める結婚式につながっていくから。結果的にはメニュー開発だけでなく、料理写真撮影、販促ツール制作まで、一貫してチームプロデュースさせていただいた思い出深いお仕事となりました。

料理のご提案を経て、次は改装をおまかせ頂くことになった私たちのチーム。そのお話はPHASE2にてご紹介いたします。

CRAZY KITCHEN

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