ブライダル・ホテル・飲食店専門のコンサルティング会社です

  • Contents
  • 料理提案から、次のステージへ
  • 「CRAZY」のクリエイティブチームとの初コラボ
  • 誰がための、クリエイティブか
  • ターゲットを見つめて、そして創り出す

料理提案から、次のステージへ

Feel and CreateとCRAZY KITCHENのコラボレーションによる、料理リニューアルプロジェクト。広告用撮影や、商品開発など、あらゆるコンテンツをお任せいただく中で、日々たくさんのコミュニケーションを重ねていきました。互いに目線を揃えてお仕事する中、次第に話題は料理の域に留まらず、「空間」の話へ。
お客様に提供するお料理のアップデートを終えたが、更に施設価値を上げたい。そのためには、空間そのものも生まれ変わるべきではないか。変わるといっても、流行りを取り入れた表面的な改装ではなく、よりお客様のニーズに応えられる改装をしたい。こんな会話を重ねるうち、結果的には改装も私たちにお任せいただくこととなったのです。

「CRAZY」のクリエイティブチームとの初コラボ

改装プロジェクトで私がパートナーシップを組んだのは、「世界で最も人生を祝う企業」というビジョンを掲げ、個人向けウェディングプロデュース事業及び、法人向けコンサルティング事業を手掛ける株式会社CRAZY。なぜCRAZYと組んだのか?それは優れたトレンドキャッチャー・クリエイターであるから、という理由はいうまでもなく、クライアントをリスペクトする彼らの誠実で謙虚なスタンスでした。林氏は今回のプロジェクトを、自社サイト内でこう語っています。

一般的なリニューアルは、顧客分析やマーケットの調査を元にして「選んでもらえる」会場を作っていくことを重要視していると思います。しかし、私はこれまでの経験から、ブランドを強くしていく上でもっとも大切なことは、働くスタッフがブランドを愛し、誇り、育てていく意思を持てることだと確信していました。
<株式会社クレイジーの執行役員・林氏の記事「CRAZY初の地方式場リニューアル—提案したのは「未完成な会場」だった」より抜粋>https://www.crazy.co.jp/blog/articles/creative/

私もクライアントに提案する上で、常に「謙虚」であることを心がけています。なぜならクライアントこそが最もその会場を愛し、磨き、努力し続けてきた人たちだから。「いまのトレンドはこれだ」と、上から目線で押し付けるようなことは決してしたくない。一緒に作り上げていきたい。この思いを大切にしたクリエイティブが、CRAZYのチームとならクライアントに提供できる、そう確信したのです。

誰がための、クリエイティブか。

このチームで私が担ったミッションは、顧客像をクリアにすること。いまから生み出す新たな結婚式は「誰にとって素敵であるべきか」を考える役目です。生み出すべきはクライアントが好きなものでも、クリエイターの趣味に左右されるものでもないから。
「誰がための、クリエイティブか。」ー私たちのクリエイティブはいつも、顧客となりえるターゲット像を明確にすることから始まります。

ターゲットはいまマーケットで起きている事象、トレンドの行方、そして顧客が独自に抱える事情・課題など、あらゆる要素を鑑みながら考えます。今回のケースはマーケット縮小という厳しい現実に加えて、開業後10年ゆえの「実績増加」という独自の課題も立ちはだかっていました。カップルには知人・友人と同じ会場で結婚式を挙げたくない層が、多数存在すると言われています。早い話が「人とカブりたくない」という思い。そのためには会場側の「変化」は必須です。ではどう変わるのか?その問いは「現状ターゲット✕拡張ターゲット」という掛け算で、答えを導き出していくことにしたのです。

ターゲットを見つめて、そして創り出す

「現状ターゲット✕拡張ターゲット」の掛け算をするために、大切になるのは「意味」と「価値」です。それぞれのターゲットにとって新しいコンテンツはどんな「意味」を持つべきなのか。彼らは何に「価値」を感じる人たちなのか。ターゲットにとっての「意味」と「価値」を明確にしてから、コンテンツメイクへと着手します。ターゲットを無視したコンテンツは、ただお金をかけた「ハリボテ」でしかないと考えているから。

向かうべきターゲットが見えてきたそのあと、ようやくコンテンツメイクのプロ・CRAZYのチームにバトンをパス。その後、彼らが生み出してくれた様々なアイデアは、実に素晴らしいものでした。

結局、新しい料理や改装自体を考えることは、あくまでも「パーツ」を考えることでしかない。どんな料理なら意味があるのか、価値があるのか。それはターゲットを見据えたコンセプトなしには、決して語れるものではないのです。

料理・改装のご提案を経て、最後は装飾のフェーズへ。PHASE3にてご紹介いたします。

空間プロデュースはもちろん、自社の顧客像・ターゲットを明確にしたい皆さまへ。
「無料オンライン相談」にて、随時お問合せを承っております。以下のコンタクトフォームに「空間プロデュースの件」または「ターゲット設計の件」とご記入いただき、送信ください。

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